第115章:クリスタルラグーンリゾートへの出発

ヘンリーはもう一度宙に向かって手を振り、保安検査場へと向かった。

デイジーはすぐさまダイアナの胸に顔を埋め、声を上げて泣きじゃくった。

しかし、子供の涙は出るのも早いが、乾くのも早い。

帰り道では、デイジーはもうすっかり落ち着きを取り戻していた。

ジェイソンは彼女の赤く腫れた目を見て言った。「今日はデイジーに氷のうが必要だな……じゃないと、アライグマみたいに目が腫れ上がっちゃうぞ」

デイジーは涙声のまま、くすくすと笑った。「アライグマみたいになっても、ちょっと可愛いんじゃない?」

彼女がおどけた顔をしてみせると、みんなも思わず笑い声を上げた。

「はいはい、君が一番可愛いよ」ジェイ...

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